T.Sさん(北九州市若松区在住)
様々な活動を通して交流のある方を紹介で繋ぐ、リレートーク形式のコーナーです。北九州に仕事や生活の拠点をもち活躍している方々から、この街の多彩な魅力を語っていただきます。
上の子が小学校入学を翌年に控え、途中で転校することになるよりも入学前にマイホームをと考え始めたのがきっかけです。私も妻も八幡西区出身なので、実家の近くに住みたいと考えていましたが、具体的に検討していたわけではありません。ひびきの周辺が開けて家が建っているのは知っていました。でも、人気のエリアなので手が届かないのではと思っていました。
Q.住宅メーカー選びは迷われましたか?
友人が新築した際に選んだ住宅メーカーの展示場がひびきのにあったので、まずはそこに行ってみました。実際に見学しいろいろと話を聞いてみて、やっぱりいいなと思いました。予算的にも大丈夫だと分かったので、あまり時間をかけずに決断しました。また、その展示場では宿泊体験をさせてもらえたのも良かったです。住み心地や周辺環境などを確認できたので、安心して家づくりを進められました。
Q.家づくりではどんな点にこだわりましたか?
いつでも家族みんなが集まれるような、広々としたリビングルームを中心にした間取りや、家事をしながら子どもが遊んでいる様子が見守れる対面式キッチンなどを希望。リビングの隣にはお昼寝時に重宝する和室も設けました。また、LDKから水まわりを通って玄関に続く、ぐるりと回れる動線も便利。ここは子どもたちにとって格好の遊び場になっていて、鬼ごっこをしたりかくれんぼをしたりと、いつも元気に駆け回っています。
Q.住み心地はいかがですか?
夏は涼しく、冬場もあまり寒さを感じず快適です。床に無垢材を使っているので素足で過ごすことが多く、子どもたちも気持ちよさそう。また、以前住んでいたところは交通量の多い場所で騒音がひどく夏でも窓が開けられないほどでしたが、ここは自然が身近でとても静かなのがいいですね。車がないと不便な点はありますが、買い物施設なども充実していてとても住みやすいです。
Q.当倶楽部の定住促進支援事業はどこで知りましたか?
北九州市で家を建てることを考え始めて、いろいろな情報をインターネットで調べました。その際、市外から転入してマイホームを建てると受けられる助成制度があることを知り、メーカーさんに尋ねたところ、会員登録されているので利用できると分かりました。資金計画をするうえで、とても良かったと思います。
Q.休日にご家族で出かけられる場所は?
響灘緑地 グリーンパーク
http://www.hibikinadagp.org/近くではグリーンパークに家族で行くことが多いですね。遊具で遊んだり動物と触れ合ったりと、小さな子どもを遊ばせるのにちょうどいい。また、いのちのたび博物館もお気に入りの場所です。行く度に展示内容が変わっていて、大人もじっくり見たくなるほど充実しています。他には皿倉山や高塔山など、街のすぐ近くに自然があるのも、北九州のいいところだと思います。
Q.他都市での暮らしを経て戻ってこられましたが、以前と違うところなど市内で変化を感じる点はありますか?
私が子どもの頃は黒崎駅前にデパートがいくつかあり、商店街も活気があって街全体が賑わっていました。ところが今、街は様子が一変してシャッターが目立ち、すっかりさびれてしまっているのが残念ですね。飲食店など一部ではがんばっている店舗もありますが、ともすると博多に足が向いてしまうので、黒崎駅界隈が以前のような活気を取り戻してほしいです。
Q.日々の生活の中で気になることはありますか?
以前住んでいた都市では、ゴミの収集が夜間行われていました。北九州市では朝出すルールになっていますが、収集されるのが遅く昼過ぎになることも。特に夏場など臭いがすることもあり、せっかく美しい街並みなのに残念に思います。全体では環境都市をうたい分別などに配慮している点はすばらしく、子どもたちもリサイクルできるかどうかと、ゴミを分ける意識が自然と身についているようです。
Q.この街で暮らしてみて、ご家族に変化はありますか?
昨年小学校に入学した息子は、毎日片道約40分かけて通っています。当初は大丈夫だろうかと心配しましたが、ご近所の上級生と一緒に元気に通学する姿を見て、たくましくなったなと感じています。来年(平成29年)の4月に、いよいよ「ひびきの小学校」が開校します。下の子は、2年後に入学することになりますが、今からとても楽しみです。以前メーカーの担当さんから「ここに家を建てて損はないですよ」と言われました。実際住んでみて、本当に良かったなと実感しています。
協力/東宝ホーム株式会社
http://tohohome.jp/