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第15回 こんにちは!「九州の玄関口」小倉です!

2011 年 3 月 15 日 火曜日

こんにちは!「九州の玄関口」小倉です!

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こんにちは!「九州の玄関口」小倉です!

北九州市の中心、北九州市の顔、そして北九州市の玄関口と言えば小倉でしょう。

ん?北九州市の玄関口というよりも、九州の玄関口と言った方が正確かもしれませんね。

その昔、九州の玄関口と言えば、3本の関門トンネル(鉄道” 国道” 人道)を持つ門司でしたが、1975年3月、山陽新幹線が開通してからは小倉がその名称を受け継ぎました。今回は「九州の玄関口」JR小倉駅周辺をご紹介しましょう。

主役の顔「JR小倉駅」

九州の玄関口「JR小倉駅」は、当初現在のJR西小倉駅付近にありました。その当時の駅舎自体は現在の場所に移転後もしばらくの間残っていた記憶があります。なかなか風格のある駅舎で、その姿は映画「でっかいでっかい野郎」と「錆びたナイフ」の中で観る事ができます。

現在の場所には1958年に移転。4階建ての駅ビルで開業した小倉駅は当時の小倉市の誇りだったのではないでしょうか。1989年当時の駅ビルの写真がありますが4階建てから5階建てに変わり、ホテルが建て増しされています。確か「L小倉」なんていう風に呼ばれていた記憶があります。

現在の小倉駅駅ビルは1998年に建てられたもので、中央の大きな入り口からモノレールが出て来たり、吸い込まれたりする姿は、市外や観光客の方が見ると斬新な光景に映るでしょう。

ただの大きなビルではなく、デザイン的にも構造的にも面白いものがあるのです。

北九州市の顔という事もあり、完成当時、映画「釣りバカ日誌10」に出演。その姿を全国の皆さんにお披露目しました。

1989年当時のJR小倉駅

1989年当時のJR小倉駅

顔を出すモノレール

顔を出すモノレール

駅に入ってくるモノレール

駅に入ってくるモノレール


九州新幹線開通で名称変更

今まではモノレール側を南口、新幹線側を北口と言っていましたが、2011年3月の九州新幹線開通に合わせて、「南口」が「小倉城口」、「北口」を「新幹線口」と呼ぶようになりました。元々小倉は城下町だから、それをPRする呼称で「小倉城口」とはなかなか風情があっていいですね。

さて、その小倉城口から駅構内に入ってみると天井の高い開放的な空間、陽が入るドーム上の窓に驚かされます。とにかく広い!そしてモノレールが出入りする光景は、やはりカッコイイし都会的、未来的。一度じっくりと見てみてはいかがですか。

そんなモノレールも現在の駅ビルが出来るまでは、平和通り止まり。それでも当時の写真のようにデザイン的には中々で北九州市の顔の一つとして存在感がありました。

これからは小倉城口

これからは小倉城口

新幹線口

新幹線口

陽が差し込むドーム

陽が差し込むドーム

駅構内で出発を待つモノレール

駅構内で出発を待つモノレール

1989年当時のモノレール小倉駅

1989年当時のモノレール小倉駅


大きく変貌する期待の新幹線口

小倉駅北口と言えばどういうイメージがありますか?大型ホテルやビジネスホテル、西日本展示場があり、ビジネス街。また、ツアーバスで旅行に行く、タクシーで目的地の向かう。フェリー乗り場とか。どうです?

他にも国際会議場やAIMがありますね。そんな小倉駅北口が、新幹線口に名称変更するからかどうかは不明ですが、大きく変わろうとしています。

その一つに大型医療施設が移転して来ました。そのおかげで改めて人の流れが生まれました。

さらにサッカーJ2の「ギラヴァンツ北九州」のメインスタジアムの建設が予定されています。観客動員を考えた場合、北九州市内全域、山口地区のファンを獲得することができる、アクセスの良い新幹線口は良い選択ではないでしょうか。色々とクリアしなくてはならない問題もあるようですが、未来の小倉駅周辺、北九州市を考えるいい機会だと思います。「活気」という2文字のために。

新幹線口の風景

新幹線口の風景

見慣れたビル

見慣れたビル

AIMと西日本総合展示場

AIMと西日本総合展示場

人の流れが生まれました

人の流れが生まれました


変わらない小倉城口

小倉駅自体は大きく変わりましたがその周辺はどうでしょう。その昔、某有名アニメ監督が「魚町は怖い」と言っていたのを思い出します。確かにその当時、市外の人から見たらそんな風に感じられる雰囲気はありましたね。その辺は良くなったと思います。

また、テナントの入れ替わりはありますが、街の雰囲気自体は大きくは変わってはいないような気がします。アーケード商店街の発祥の地である「魚町銀天街」は多くの人で賑わっているし、焼うどん発祥の地である「鳥町食堂街」も健在。強いてあげれば、多くの映画館が姿を消した事でしょうか。上映後に劇場から多くの人が出て来て街に流れて行き、商店街が賑わっていた頃を懐かしく思います。

今でも昔と変わらない昭和の薫りが漂い、ちょっと寄ってみたくなるようなお店もありますので、散策する事をお勧めします。

JR小倉城口

JR小倉城口

1989年当時の小倉駅前

1989年当時の小倉駅前

現在の小倉駅前

現在の小倉駅前

焼うどんが生まれた鳥町食堂街

焼うどんが生まれた鳥町食堂街

昭和の薫りがぷんぷん

昭和の薫りがぷんぷん

ここも昭和色

ここも昭和色


九州へ帰って来たという想い

小倉駅は鹿児島本戦、日豊本線へと繋がるターミナル駅でもあります。新関門トンネルを出て車窓から小倉の街並が見えた瞬間。小倉駅に降り立った時。ホッとしますよね。そして、みんなはそれぞれの故郷へ帰って行きます。その昔友人達が話していました。「新幹線で小倉に着いて、特急に乗り換えてから窓の外に見える、工場、ネオン街、そして小倉城。九州に帰って来たんだな」と。

小倉は今でも不動の九州の玄関口。そして色々な人たちの思いが募る街。工場を見て、ネオン街を見て、そして…

ん!?

小倉城が見えなくなった?

変わらぬ工場街

変わらぬ工場街

小倉城は?

小倉城は?


ライター/碇 義彦

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