Entertainment City 北九州!

Entertainment City 北九州!

映画やテレビに登場する「北九州市」の紹介もクライマックス!今回は小倉南区・八幡西区・八幡東区・戸畑区の4区を一気に紹介しちゃいます。

皆さんの住んでいる街にあの役者さんが来ていたり、あの作品に登場していたりとチョットビックリ。

さあ、開演です。

小倉南区


平尾台

平尾台や菅生の滝、合馬の竹の子、曽根干潟など「自然」を感じさせてくれる街。そして北九州市の東のベッドタウンとしても有名です。映画やテレビへの登場も少しづつ増えていっているようです。

玄海つれづれ節 1986年

吉永小百合が人捜しに向かった場所として小倉競馬場が登場します。また開通したばかりの北九州モノレールも顔を見せてくれます。

アテンション・プリーズ 2006年


北九州空港

主人公の上戸彩が東京に旅発つ先輩を見送るシーンで、開港したばかりの北九州空港が登場します。撮影は開港前に行われ、開港当日のイベントには上戸彩も参加していました。

サッドヴァケイション 2007年

浅野忠信とオダギリジョーが平尾台の雄大な自然をバックに生き様を語り合います。平尾台はテレビドラマにはよく登場するのですが映画出演は珍しいでことです。

八幡西区


キャバレー国際 跡地

藤田商店街

北九州市の副都心である黒崎を中心とし、郊外にはいくつもの大型団地を持つ北九州の西のベッドタウンと言ってもよいでしょう。

八幡西区の映画やテレビへの登場となると「これから感」が強いですね。

69 sixty nine 2004年

妻夫木聡主演のこの作品には、藤田商店街付近とキャバレー国際が1969年当時の「佐世保」「福岡」として登場します。

街並みに昭和の臭いが感じられたのでしょう。

八幡東区


祝町の階段

近代製鉄の発祥の地で日本の繁栄を支えてきた八幡。その反面、公害による大気汚染はひどく、煙突から出る有害な煙は「七色の煙」と呼ばれていました。

しかし今では公害対策に取り組み青い美しい空と新鮮な空気を取り戻しました。

現在、国際交流施設や文化施設が集い、また、多くの自然を楽しむこともできます。

映画への登場は、八幡製鉄を舞台にした「この天の虹 1958年」や数百メートルの狭い路地と階段を登った皿倉山の中腹に住む老女を描いた「坂の上のマリア 2000年」など地域色の高い作品に登場しています。

釣りバカ日誌10 1998年

北九州全域で撮影されたこの作品には八幡東区の象徴的な場所が登場します。

浜ちゃん演ずる西田敏行と金子賢が祝町にある長い階段を登りヒロインの実家に向かいます。


スペースワールド

皿倉山

次に、スペースワールドでは、チョット違和感(当時のスタッフは若者のみでした)がありましたが夏八木勲がユニフォームを着て駐車場誘導員として登場。

そして、エンドタイトルに登場する北九州市の全景は、皿倉山から撮影されました。

当時、北九州ロケは4月のはじめに約1週間行われたのですがあまり天候には恵まれませんでした。そのため取り残しが生じ、風景のみの撮影を6月に行いました。

そのおかげで、初夏の美しい北九州市の全景を収めることができ、関門橋もハッキリと確認できます。

ここで注目なのはその撮影技術。この作品は画面サイズがシネマスコープというハイビジョンの横長よりもさらに長いサイズ。

このサイズはキャメラのヨコ移動が難しく、直ぐにブレてしまいます。もちろん手ブレ機能などありません。

プロのキャメラマンでも難易度の高い技をそれはスムーズに美しく全景を収めることに成功しています。

この技術を栗山富夫監督も絶賛していました。

カーテンコール 2005年


前田有楽劇場

昭和30年から40年にかけて、山口県下関の映画館で働く「幕間芸人」を描いたこの作品に登場するのは現役の映画館「前田有楽劇場」で下関の「みなと劇場」としてデコレーションされました。

昭和の色合いと風格を残す「映画館」という存在は、市内では小倉北区の「昭和館」とこの「前田有楽劇場」の2館のみ。貴重な建物と呼んでもよいでしょう。

ALWAYS  続・三丁目の夕日 2007年

えっどこに何が?

そう思われるでしょうが、前田有楽劇場がかなりのCG処理を加えられ、浅草の劇場として登場します。

機会があればご確認を。

戸畑区

北九州市のほぼ中央に位置する戸畑区は、学校や文化施設に恵まれた文教・住宅地区で北九州市の福祉の拠点としても広く知られています。

映画やテレビへの登場も多く、「大都会PART2 北九州コネクション 1978年」では若戸渡船乗り場付近で松田優作が事件の捜査をしたり、犯人の入院する病室の窓からは若戸大橋が見えていました。

また、珍しいところではあの「デスノート 2006年」に、北九州市立美術館が登場しているのをご存知ですか?

ウイニング・パス 2003年

まだ、若かりしころの松山ケンイチ主演で堀北真紀が妹役で顔をのぞかせるこの作品。北九州市内の様々な場所で撮影され、戸畑祇園大山笠が登場しました。

プルコギ 2007年


ロケに使われた食堂 プルコギ食堂

この作品の舞台となるのはプルコギ食堂。それを若戸大橋の下にある実際の食堂を映画用にデコレーションして撮影が行われ、松田龍平、山田優、そしてこの作品が遺作となった田村高廣達の焼肉に人生をかける姿が熱く描かれていました。

また牧山海岸を山田優が自転車で駆け抜ける姿が印象的でした。

サッドヴァケイション 2007年

門司区出身の青山真治監督による「Helpless」「ユリイカ」に続く北九州3部作の最終章。2007年度キネマ旬報日本映画第4位に輝いた秀作です。

出演者の顔ぶれがとにかく豪華。アカデミー賞のレッドカーペットを歩いた浅野忠信を筆頭に、大河ドラマのヒロイン宮崎あおい、八幡西区出身の板谷由夏、仮面ライダークウガのオダギリジョー、青山監督夫人のとよた真帆。他にも光石研、石田えりに中村嘉葎雄など蒼々たるメンバーが顔を並べています。

この作品は戸畑のどこかにある運送会社を舞台に物語が展開します。若戸大橋を背景にした人間くさい街並みが、チョット訳有りの人間模様をどこか優しく見守っているように感じさせてくれます。

また、全編を通して聞こえてくる正調北九州弁は心地よく、特に光石研の登場する東京でのくだりは字幕なしでは見ることのできない、正調北九州弁の独壇場!これぞまさに北九州映画と言ってよいでしょう。


戸畑牧山海岸

目指せ名優!

北九州市はこれまでに多くの映画やテレビを通して、そこで生活する人達、文化や美しい自然を全国に発信してきました。その中に封印された様々な時代は、今後色褪せることなく後世に語り継がれてゆきます。

これからも多くの作品の中に北九州市のどこかが、ある時は昭和や大正の別の街として登場し、またある時は、リアルな北九州市として登場して活躍してくれることだと思います。

これからの「役者・北九州市」が名優となることをみんなで見守って行きましょう。

ライター/碇 義彦

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